4.7: メタデータファイルを「展開」する |
MARC, OAI, CDS/ISIS, BibTex, Refer and ProCiteなどのメタデータ・データベースのファイルの形式はグリーンストーンにインポートできますが、そのメタデータはライブラリアン・インターf-エスで直接表示したり編集することはできません。しかしながら、ライブラリアン・インターフェースでファイルを「展開」し、その後でメタデータを表示したり編集できます。その代わりに、主要な外部のアプリケーションを使用している場合は、ファイルを作成したプログラムに戻って、訂正を行ってから、再インポートすることができます。
メタデータ・データベース・ファイルを「展開」すると、表示・編集可能なメタデータが付与された個別のレコートに分割されます。この操作は元に戻すことができません。元のデータベースは削除されます。
展開できるファイルはコレクション・ツリーの緑のアイコンがあります。展開するには、右クリックして"メタデータ・データベースを展開する ".を選択します。ポップアップウインドウが展開の手順のオプションを表示します。「プラグイン」オプションは展開に使用されるプラグインを特定します。たいていの場合、単一のプラグインが特定の種類のファイルを処理しますが、ある場合には異なった種類のファイルが同じ拡張子を共有することがあります、この拡張子でファイルを処理する2つのプラグインがあり得ます。「エンコーデイング入力」オプションはデータベースのエンコーデイングを特定するのに使用できます。「データベースセット・オプション」は展開によって作成される新規フィールドが追加されなければならないメタデータ・セットを特定します。もし何も特定されなければ、データベースの各新規フィールドについてどうすればよいか案内されます。:既存のメタデータに新規メタデータとして追加し、他のエレメントと一緒にするか、無視します。
ファイルが展開された際、新規の空のドキュメントが各レコードに対して作製され、レコードのメタデータがドキュメントに割り当てられます。000001.nul, 000002.nulなどの番号が付けられます。もし「ドキュメント フィールド」オプションが(データベースのフィールド名に)設定されると、このフィールドの値が、もし存在すれば、ファイル名に使用されます。展開の過程でファイルをダウンロードし空ファイルの代わりにそれを使用するかも知れません。「ドキュメント・プレフィックス」と「ドキュメント・サフィックス」オプションは有効なURLを作成したりドキュメント・フィールドの値からファイル・パスを作成するのに使用できます。「フォルダー毎レコード」オプションは展開されたレコードをサブフォルダーにまとめるのに使用できます。もしデータベースがとても大きければ、このオプションを使用して追加のメタデータの編集を加速できます。
展開はファイル拡張子によって決定されます。ある場合は、ファイルは拡張可能なファイルとして同一のファイル拡張子を持っていれば拡張可能とあやまって判定されます。たとえば、ProCite のプラグインは.txtの拡張子を持つファイルを処理しますが、ほとんどの .txtファイルはProCiteファイルではなく通常のテキストファイルです。